モーターサイクル・ダイアリーズ
今年見た映画の中で自分の中では一番
人と人との心からの触れ合い
壮大な自然の美しさ・厳しさをありのままに映す映像
自分もタンデムシートに乗ってるかのように感じるバイクの振動とエンジン音
ダイレクトにきました。まるで3人目のトモゾが一緒に旅しているかのような錯覚
(エルネストが川を泳ぎ渡るシーンで、自分も横で泳ぎながら励ましながらすごく苦しい感じになった)
最初と最後に出てくる「これは偉業ではない」というコトバ
エルネストという青年が長い旅のなかで経験する事と葛藤する事、思う事
そしてその中で自分がどういうことを決め、どう進んでいくのかとおぼろげながら描く事
これって誰もが経験する事だと思うけど、いつのまにか薄れさしてしまっている事かもしれない
久しぶりにクル映画を、また雰囲気のある映画館で観たシアワセ
いい日曜日でした。
快適なシネプレもいいけど、それ以上に単館の魅力に触れた日。
個人的にはエルネストの純粋さに打たれながらも
相棒アルベルトに人間くささ、男くささを自分に映してしまいました(^_^;
角川文庫から
原作も出てるので、早く買って読みたいッス